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ある一冊の本を紹介したいと
思います。
著者は、あの「金森重樹」さんです。
現在、(株)金森実業の代表取締役社長に
ついておられる方です。
現在は、大成功されていますが、25歳のときに
大きな借金を背負い、「人生が終わった!」と
絶望の淵から奇跡的な生還を果たしました。
25歳のフリ―タ―の金森さんには、
1億2000万円という途方もない借金額は、
到底返せそうにないと考えるのは自然です。
僕自身も、金森さんほどではないにしても
自分の収入額から考えれば到底に返済が
不可能と思えるほどに借金が膨れ上がった
ことがあります。
そんな状況に追い込まれてしまうと、
もう何をやっても無駄だ!
生きている意味さえ失います。
働いても働いても、借金を返すだけのために
働いているだけではないかと思えて
働くことさえ否定したくなります。
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金森さんは、やはりすごい人だというのが率直な感想だ。
1億2千万円もの借金ができたら、普通の人なら
自らの命をもって償う道を選ぶのではないか。
けれど借金を全額返済したばかりでなく、
いまや不動産投資で大成功している金森さんの
生き様やビジネスセンスから学べることは多いと思った。
不景気な世の中で嫌になるけれど、この本を読んで
本当に勇気づけられた。
そして、逃げてばかりいてはいけないのだと
心を新たにすることができた。
金森さんだからこそ立ち直れたのではないかとも思うが、
それでも人生あきらめなければ、復活できることを
実感した。
金森氏の本は何冊も読んでいるが、これは
最高の衝撃作です。
ここに書かれた内容は私ならとても耐えられないし、
抜け出す方策を見つけることは不可能だと思います。
氏が偉いのは莫大な借金の原因となった人物を
少しも恨んでいない点です。
すべては自分の問題だと捉えて超人的な思考で
解決していく様はとてもノンフィクションとは思えません。
経済的に苦境にある人には特にお薦めしたい一冊です。
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